こんにちは、みや(@miya_diets)です。
今回は、以前お悩み相談を頂いた方からの続編となります。
当サイトの相談窓口で良ければ、何度でもご利用ください。
さて、本日はジーナ式相談室のコーナーです。
今回のジーナ式に関するご質問
再度ご質問くださりありがとうございます。気になってました・・・!!
そして毎日育児本当にお疲れ様です。
前回ご質問いただいた方ですよね。覚えております。ほぼ完璧に出来ていそうなのに、なんでだろー。と私も気になっておりました。
ジーナ式、あまりにも辛くなっちゃったら少し距離を置くのも手です。でも、少なくとも5時頃までは寝てくれるなら、月齢の割には相当優秀なお子さんだと思います。
1日2日ぐらいはスケジュール無視して生活してもOKなので、あまりにも辛かったら一旦「ぜんぶやーめた!!」と開放して自分もお子さんもぐっすり寝てスッキリしてくださいね。
そして、アドバイスを実践して頂きありがとうございます。
今回も、ジーナの本とにらめっこしながらなんとか出来ないか考えてみました。前回のご回答と合わせて、なにかお役に立てれば幸いです。
ジーナ式における早朝覚醒(夜泣き)についてチェックしてみる項目
今回のご質問ですが「やはり早朝覚醒してしまう」ということでした。
前回もご質問くださった方で、引き続きの質問となります。
前回お伝えしたアドバイスは
- 22時台の授乳時、1時間程度起こしておく
- 寝具を今一度見直してみる
でした。これらを実践してくださっても、問題が解決しなかったとのことでした。
ここいらを踏まえて、再度解決に向けて検討してみたいと思います。
今回のジーナ式お悩み状況の確認
今一度、状況を整理してみましょう。今回のお子さんの状況はこんな感じです。
緑のものが前回から追記した情報になります。
- 月齢は現在3ヶ月、ジーナ式開始は2ヶ月
- セルフねんねは大方できている
- お昼寝はスケジュール通り、上限時間もバッチリ
- 早朝覚醒タイミングは5時半
- ミルクをあげても飲まない(空腹ではなさそう)
- 特にギャン泣きするわけでもない
- 見守っていると30分程度寝ることはあるが、6時半にまた起きる
- 22時授乳後、1時間は起こしている
- スリーパーだと再入眠ができないので、おくるみを利用
- 夕方はどうしても眠たくなるので、30分程度夕寝している
ということでした。
使用しているスケジュールは【3~4ヶ月】のものを利用していると推定します。
ジーナ式における早朝覚醒(夜泣き)の原因は何か・再考察
今回はジーナの本を読み解きながら、早朝覚醒してしまう原因を考察していきます。
ジーナの本に置いて、【8~12週目】に22時台の授乳後に早朝まで寝てくれる子の条件は、下記のとおりです。
- 体重が5.4kgを超えている
- 7時~23時までの間に、1日に必要なミルク量を飲んでいる
- 7時~21時までの睡眠合計時間が3時間半以下
- 完母の赤ちゃんは夜中に目を覚ます可能性があり。5時~6時まで寝ているのが理想
△参考情報/快眠講座 p200より
この当たりもヒントになるかと思います。
ジーナ式において、体重とミルク量は非常に重要な意味を持っています。
成功の秘訣として「1日に必要なミルク量を日中に飲み切る」というポイントが有り、それを達成するためには、飲み切るための胃袋のサイズが必要です。
そしてこの胃袋のサイズは大抵成長とともに大きくなるため、成長の目安の一つとして「体重」があります。
5.4kg以上でも以下でも、胃袋のサイズによってはミルク量が入り切らず、空腹で目をさますこともありますが、一つの目安にはなります。
すでに3ヶ月になっているとのことでしたが、お子さんの体重は5.4kgを超えていますでしょうか。
そして、今現在はほぼ完母でミルクを赤ちゃんに飲ませていますでしょうか。
ジーナ式において、早朝覚醒(夜泣き)はミルクが足りていないから?
前回のご質問で、早朝覚醒した時は「ミルクをあげようとしても飲まない」ということでミルクが原因ではないと考え、ミルク関連の話題はスキップしました。
改めて考えて、完母か粉ミルクなのかでも多少違いが出てくるので、ミルク関連をチェックしてみましょう。
お子さんの体重が5.4kg未満、もしくは5.4kg前後であれば、お腹いっぱい飲んでいたとしても、朝まで寝る分に必要なミルク量が体内に入れられないため、起きてしまう。という可能性が一つ考えられます。
また、前回の質問内容に「遊びのみをしていて、哺乳量が前よりも減っている」とあったので、それも可能性の一つとしてあります。
以下のジーナのお言葉とページに記載されている内容を熟読の上、追加ミルクを試してみて下さい。
完全母乳の赤ちゃんが朝早く目を覚ますようになったら、午後10時30分のあとに搾乳したお乳かミルクを足してみてはどうでしょうか。
(中略)赤ちゃんが夜通し眠っていない場合は、午後6時15分の授乳を2回に振り分けて、午後5時に10分~15分間授乳してあげることも出来ます。
ジーナ式における早朝覚醒(夜泣き)は昼間の睡眠が多いからか?
改善しない原因として、「昼間の睡眠が多すぎるせいか」と言われると、少し原因としては弱いと思います。
もともとお子さんが多少睡眠を長めにとってもよく寝るタイプだったのかどうか、と言うことも加味しなければならないからです。
また、お昼寝時なども、おとなしくしているだけでベッドの上で長時間うごうごしていて、寝ている時間が短い、ということも考えられます。
夕寝30分は、寝ないと18時まで持たずにグズるのであれば、寝かせてしまってもOKだと私は考えます。
30分程度寝ていても、それが原因でジーナ式が崩れることは、考えていないからです。
ジーナ式において早朝覚醒(夜泣き)対応としてスケジュールを変えてみるのもあり
お子さんの成長具合によっては、月齢とスケジュールが合っていない場合があります。
我が家も、2~5ヶ月頃はスケジュールを行ったり来たりしながら昼間の睡眠時間や授乳時間を調整していました。
具体的にでていた弊害は
- 夜勤の発生
- 昼間の入眠時間のズレ
- 思わぬ所で眠いとグズる などなど
ジーナによりますと、「ディマンド・フィード」が出来上がってしまってからジーナ式を始められた場合、夜通し寝るようになるには少し時間がかかるかもしれないことが本に記載されています。
生後2ヶ月から始められて1ヶ月でここまでスケジュールを整えた質問者さんの手腕には感心するばかりです。
他方で、もしお子さんが小柄な子だったり、まだ睡眠時間のコントロールを会得するのに少し時間がかかりそうでしたら、一つ前のスケジュールで数日間過ごし、調整するのも手です。
スケジュールに厳格になりすぎると問題がおきることは、ジーナも危惧していることのようです。
状況にフレキシブルに対応できるのがジーナ流生活のキーポイントである、と著書にも記載があるため、一度夕寝もしっかり確保できる一つ前の生活パターンを数日実施してみるのもよいかもしれないです。
ジーナ式的、早朝覚醒(夜泣き)に対する具体的な対処法の提案
ここからは上記の考察を元に、早朝覚醒に対する具体的な対処法をご提案していきます。
ジーナ式的、早朝覚醒(夜泣き)に対する対処法
私なりに考えた、今回のご相談に対する対処法は下記のとおりです。
- 22時台の授乳時、追加ミルクを飲ませてみる
- 夕寝を確保したい場合は1つ前のスケジュールで過ごしてみる
- セルフねんねのトレーニングを引き続き実施
改善までの目安時間は
- 1週間~10日程度
ではないかと考えています。
さらに詳細は下記のとおりです。
ジーナ式的早朝覚醒(夜泣き)時、追加ミルクの投入してみる
早朝覚醒した時、ミルクは飲まない。ということでしたが、一度22時台の授乳時に追加ミルクを試してみて下さい。
追加分も飲むようであれば、夜寝る間のミルクが足りてなかったのだな。ということが原因になるかと思います。
合わせて、翌朝7時の飲みっぷりなどもチェックしてみて下さい。
追加ミルクを足しても、いつもどおりの飲みっぷりであれば万々歳です。
ジーナ式的、早朝覚醒(夜泣き)した場合、一つ前のスケジュールを試す
ジーナ式的、早朝覚醒(夜泣き)対策に、セルフねんねのトレーニングを実施
個人的に気になったこととして、「なかなか再入眠が出来ない」という点でした。
再入眠できないということは、何かしらの要因が赤ちゃん側にあるか、セルフねんねをまだ会得しきれていない状態か、ということです。
ジーナ式を始められて1ヶ月弱、それまでセルフねんねをしていなかったのであれば、まだ間違った「ねんねのサイン」の上書き途中の可能性もあります。
ちなみに、誤ったねんねのサインはジーナに寄ると生後3~4週目頃に付く可能性が高いとされています。
引き続きセルフねんねの練習を続けていくことで、再入眠もよりスムーズになるかと思います。
うごうご赤ちゃんが動くのはとても気になりますでしょうが、泣かない限りはうごうごしてても、どうぞ見守ってあげて下さい。
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赤ちゃんが朝までよくねてくれますように。
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