こんにちは、みや(@miya_diets)です。
最近、Twitterのほうでネントレやジーナ式に関して「今から始めても遅い?」「まだやらないほうがよい?」といった発言をよく見かけます。
生後2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月、はては7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月、10ヶ月・・・という人も。
私は偶然妊娠中にジーナ式を知ったため、出産退院後即実践開始しましたが、そうでない方もきっと多いはず。
今日はそんな方々に向けて、「じゃあ今から始めたいけど、どうしたらいいの」という質問にお答えしてみます。
ジーナ式ネントレはいつ始めるのが良いのか
改めて、まずはジーナ式ネントレはそもそも何時頃から始めるのがよいのかを考えてみましょう。
ジーナ式ネントレを始めるなら月齢が低いうちがベター
ネントレの開始は、基本的に赤ちゃんが低月齢であればあるほど、早期に効果を得やすくなります。
赤ちゃん側に「クセ」がついておらず、赤ちゃんの就寝リズムや授乳時間を大人側がコントロールし、整えてあげることに抵抗が少ないからです。
ですから、「ネントレをやってみたいな」と思った時が基本的には開始するベストタイミングです。
ジーナ式ネントレを早めに開始することのメリット
ネントレを早期に開始するメリットは非常に多いです。
- 赤ちゃん側にも負担が少ないため、月齢がある程度経ってから始めるよりストレスなくネントレを軌道に乗せることが出来る
- 親側が寝かしつけや夜間の授乳時に起こされる、といった肉体的負担から開放され、しっかりと休息を取ることが出来る
特に低月齢時に保育園に入れて職場に両親とも復帰するようなご家庭でしたら、なおさらネントレを実施すると効果の大きさが実感できるかと思います。
夜間授乳は低月齢時どうしても発生するものではありますが、ネントレを実施することでそれを必要最小限、かつ最短の期間で終了させることが可能だからです。
ネントレは、ご家庭に安息の夜をもたらしてくれる、親子でできる円満家庭の作成方法だと思っています。
「今から」はじめるジーナ式ネントレのやり方
それでは、ある程度月齢がたったと仮定して「今、この時」からジーナ式ネントレをはじめたい、と思った方向けに「どうやって始めていけばいいのか」をまとめてみました。
初めに、まずはジーナ式の本を読んでみる
ここからは、私が実践しているネントレ、「ジーナ式」を具体的に進めるやり方を紹介していきます。
まずは、ジーナ式の本を購入しましょう。
Amazonでもお近くの本屋さんでもなんでもOKです。
ご家族で共有し、あちこち読み倒すことになるのでKindleなどの電子書籍ではなく、紙媒体がおすすめです。
そして、イントロダクションとして様々なことが書かれていますが、まずはさーっと全体に目を通し、「ジーナ式はどうやって成り立つのか」をざっくりでいいので理解してみましょう。
次に、ジーナ式を実施するためには、いくつか必須のグッズや準備がありますのでそれを準備してみて下さい。
特に、遮光カーテンだけはジーナ式を実施する上で代替の効かないものですので、必ず用意しましょう。
ほかは無くても何とかなるか、代替できるものなので最悪なしでも大丈夫です。(あったほうが、楽になるとは思うものが多いですが)
今一番生活に近いジーナ式スケジュールを探す
次に、今現在のお子さんの生活リズムに一番近いスケジュールを、「第6章 生後1年間の生活スケジュール・実践編」から探してみましょう。
ここでチェックしてほしいのは、今の赤ちゃんの生活リズムの状態です。
- 食事はどの時間に取っているのか
- お昼寝はどの時間に寝ているか
- 1回のお昼寝の長さ
- 深夜の夜泣きの回数
などなど。
それらとジーナ式のスケジュールを照らし合わせながら、一番近いものを選んでください。
今の生活に近いジーナ式スケジュールから、実践を始める
たとえば、月齢が4ヶ月の子であっても、空腹で夜泣きをしたり、ミルクを少量ずつ頻繁に飲むような生活を続けている子であれば、いきなり【3~4ヶ月】のスケジュールで実施しようとしても厳しいものがあります。
両親側にも、まったくそれ通りに進まないフラストレーションが溜まるばかりです。
ですので、まず負担なくジーナ式が開始できるよう、今現在の赤ちゃんの生活リズムに一番近いスケジュールから、「ジーナ式をこなすための練習」として始めてみて下さい。
ここでやる目的は、ジーナ式を達成させるポイントをとコツを獲得していくことです。
すなわち、
- 朝は何があっても必ず7時に起きる
- 授乳は基本決まった時間にする
- 朝寝昼寝夕寝も決まった時間に開始し、決まった時間に起こす
ということです。
以外に簡単そうに見えますが、今まで自分の思うままに過ごしてきた赤ちゃんからすれば、いきなり生活リズムが乱されるわけで混乱や疲れが生じます。特に授乳に関しては空腹との兼ね合いもあるため、最初は時間どおりにミルクを飲ませることに苦労するかと思います。
ですから、親子で「ジーナ式スケジュールを実践してみる」ということに慣れるために、3~5日程度は練習だとおもって実践してみて下さい。
少しずつ、生活を現在の月齢のジーナ式スケジュールに近づける
まずは、きちんとしっかりミルクを飲めるようになることが大切です。
ジーナ式が夜間長時間寝ることができるのは「日中に1日過ごすために必要なミルク量をしっかりと飲んでいるから」です。そのため、授乳の時間どおりにきちんと規定量のミルクを飲めるようになってきたら、次の月齢のスケジュールに移行しましょう。
この時点では、睡眠時間などまだ不安定でも大丈夫です。まずは規定の時間にきっちりミルクを飲んでくれるところから始めていきます。
次のスケジュールでは、ミルクの授乳時間や夜の睡眠時間が長さをチェックしましょう。
ある程度まとまった時間夜に寝れるようになってきたら、次のステップへ移動・・・を繰り返します。
そうして、最終的に現在の月齢と同じスケジュールを実施できるようになれば、完璧です。
ジーナ式ネントレを開始する月齢にもよりますが、約1ヶ月~1ヶ月半ぐらい続けていればスケジュールは同月齢のものに追いつくかと思います。
ジーナ式成功のため、スケジュールと合わせて、セルフねんねの特訓を開始しよう
ジーナ式で「夜長時間寝てもらうため」に必須のスキルの一つに、「セルフねんね」があります。
読んで字のごとく、「赤ちゃんを寝かしつけせずとも、自分で勝手に寝る」というスキルです。
元来、すべての赤ちゃんは「セルフねんね」ができるものです。
添い寝、添い乳を続けていたり、赤ちゃんが眠り込むまで傍で見守っていたりすると「それなしでは寝れない」という状態に赤ちゃんがなってしまいます。
それにより、例えば夜中に目を覚ましたけど、両親が近くにいてくれなくて泣く=夜泣き発生。ということに繋がります。それを回避するための方法の一つが、「セルフねんね」というスキルの取得です。
ジーナ式では、このように1人では寝れない状態の赤ちゃんを「悪いクセがついている」と呼びます。
低月齢でジーナ式を開始する場合は、まだこのクセがついていなかったり、ついていたとしても簡単に矯正可能なのであまり問題がありません。
ある程度月齢が大きくなってくると、このクセを修正するのは非常に時間がかかるようになります。
この「悪いクセ」の直し方、およびセルフねんねを習得させるためのポイントは別ページにまとめましたので、そちらも合わせてご覧ください。
いきなりガッツリとジーナ式を始めると今までとの生活のギャップや、なかなかスケジュール通りにうまく行かずにことから、挫折してしまう方が多数いらっしゃるのも事実です。
継続することを一番に考え、できるだけ自身や家族の負担にならないよう、できるスケジュールから始めていきましょう。
当サイトではジーナ式に関する相談を受け付けております。
ネントレがうまくいかない、誰かに相談したい・・・。でも身近に相談できる人がいない。そんなときは是非ご相談をお寄せください。
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皆様からの質問、お待ちしております。
みなさんが気持ちよく寝られますように。
それでは!
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